骨粗鬆症とはどんな病気
骨量の減少・骨の構造の劣化により、骨が脆弱となり
鬆(す)が入ったように、骨の中がスカスカの状態になる病気です。
骨がスカスカになると、わずかな衝撃でも骨折しやすくなります。
骨粗鬆症の危険性
高齢者の寝たきり原因の約20%が「骨折」といわれています。
中でも「大腿骨」という太ももの骨の骨折をきっかけに寝込んでしまうと
治った後も歩行困難になる場合や
痛みにより日常生活が制限されてしまい、行動範囲も狭まってしまいます。
背骨が圧迫され、つぶれていくことを「圧迫骨折」といいます。
背中が丸くなることで、内臓が圧迫されてしまい食べたものが食道に逆流して
胸焼けをおこしたり、便秘になったりします。
背中や腰などに、骨折に伴う痛みが出てくることがあります。
痛みにより日常生活が制限され、行動範囲も狭まってしまいます。
骨粗鬆症を防ぐために
食事・運動・生活環境に気をつけることが大切です。
閉経・加齢などにより骨量が減ってしまっても、骨粗鬆症を防ぐことが可能です。