担当医
谷賢治先生 奥田院長
かぜ症候群
一般的に上気道(鼻・咽頭・喉頭)の急性炎症をかぜ症候群と言いますが下気道(気管・気管支・肺)まで広がっていることが多く総称する意味で「かぜ」または「かぜ症候群」という病名が使われます。
- こんな症状の方は御来院下さい
-
くしゃみ・鼻水・鼻づまり・のどの痛み・咳・痰などに加え
発熱・頭痛・全身倦怠感・食欲不振などの全身症状があらわれます。
- かぜは万病のもと
-
かぜによく似た初期症状で発症する病気や
かぜが直接的・間接的に原因や契機となって発症する病気もあります。
早めに受診されることをお勧めします。
肺炎
細菌やウイルスなどの病気を起こす微生物(病原微生物)の多くは
空気と一緒に身体の中へ入ってきます。
健康な人間の身体は防御機能が働き、これらを排除しますが
抵抗力が落ちて、微生物の感染力が上回ると肺炎になります。
- 肺炎の症状
-
以下のような症状が1週間以上続いた場合は肺炎の疑いが出てきます。
ただし高齢者の場合、症状が出ず、元気がなかったり、食欲がないだけのこともあるので注意が必要です。
- 高熱
-
38度以上の高熱が出ます。
ただし高齢者の肺炎の場合は、熱が出ないこともあります。
- 咳・痰
-
激しい咳が出ます。
肺炎の種類や、炎症の場所によって症状が異なるので
適切な治療を受けるためにも、咳の状態や痰の状態を医師に伝えましょう。
- 胸が苦しい(呼吸困難)
-
肺の中に水がたまり、胸が苦しくなることがあります。
重症になると血液中の酸素が不足して、チアノーゼが現れることもあります。
- 胸が痛む(胸痛)
-
炎症が肺を包んでいる「胸膜」にまで及ぶと、胸が痛くなることがあります。